ネット上で“鉄道ファン”を叩く人が、実は「とても損している」ワケ
ネットでたたかれがちな鉄道好きの人には、実はすごいところがたくさんある。彼らを偏見から解放すべく、その事例をいくつか紹介する。
移動すらも楽しむ思考

普通の人は、人に会う、観光地に行く、仕事に行くなど、何かの目的が目的地にあるから移動する。このとき、移動は目的を達成するための手段なので、なるべく短時間に安く済ませたいと思うだろう。
これを突き詰めていくと、目的地でやることは有意義だったり楽しかったりするのだが、移動は「早く終わらないかな」という楽しくない時間になっていく。
一方、鉄道に限らず、モビリティ好きの人は移動そのものが楽しくてしょうがないらしい。そして一緒に行動すると、道すがらその楽しさや楽しむポイントを楽しそうにたくさん話してくれる。
もちろん、こういう話を聞かされるのがめんどくさいと思う人もいるかもしれないが、少なくとも私は、目からウロコな体験ができて、興味深い話を聞いている間に目的地に着いてしまう鉄道好きの人との旅が好きだ。目的地での体験だけでなく移動体験も豊かになって得した気分だし、楽しそうにしている人と一緒にいればこちらも楽しくなるものだ。
あなたも今より少しだけ、鉄道好きの人を好きになってみてはいかがだろうか。