20年以上前に消滅! JRエキナカにあった伝説のハンバーガー店「サンディーヌ」をご存じか
JR駅構内に2000年前後まであったハンバーガー店、「サンディーヌ」を覚えているか。
ライバルの登場は逆風に

1980年代末期のハンバーガー業界で激化した価格競争も経営面でマイナスに働いた可能性もあるが、サンディーヌがパワーダウンせざるを得ない明確な理由がもうひとつあった。ライバルの登場である。
JR東日本は1990(平成2)年3月に日本食堂に資本参加するとともに、4月には全額出資でジェイアール東日本レストランという競合社を作った。
そして、翌年にはジェイアール東日本レストランがハンバーガー店「Becker’s」を運営する「ベッカーズ」を買収したのだ。つまりは、JR東日本傘下に
「ハンバーガー店がふたつ存在する」
という事態となるのである。
Becker’sはメニューの高級感を打ち出し、クロワッサンで肉や野菜などを挟んだクロワッサンサンドをハンバーガー類と並ぶ看板メニューとするのが特徴だった。また、公式なデータがないものの、改札口の外側のJR関連施設にも積極的に出店していた印象もある。