田舎の一本道なのに事故多発! 相手のクルマが止まって見える、恐怖の「コリジョンコース現象」とは何か

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郡山市大平町の市道交差点で乗用車と軽乗用車が衝突。福島県警によると「コリジョンコース現象」が事故原因のひとつとして考えられた。「コリジョンコース現象」とは何か。

栃木県警が提案「白いポール」効果

街路樹(画像:写真AC)
街路樹(画像:写真AC)

 運転時の意識を変え、左右確認で安全確認することでおよその事故は防げるが、それでも事故が多発している地域もある。

 2019年、栃木県下野市の交差点では過去5年間で14件の交通事故が発生していた。そのうち11件は出合い頭による事故で、2年連続で死亡者も出ている状況であった。

 栃木県警は、この事故を踏まえて、ある防止策を下野市に提案した。それは、交差点付近に等間隔で白色のポールを設置するという案であった。

 クルマのタイヤの黒と白いポールが交互に視界に入ることで、相手のクルマが動いていると脳に認識させることができるという。また、ポールの設置により左右確認する動作も生まれる。

 街路樹も同様に、走行するクルマが街路樹によって見え隠れすることによって、運転者が他のクルマを認識しやすくなるという効果が得られる。街路樹は、環境や景観のためだけでなく、人の命を守る役目も担っているのだ。

 このほか、交差点に近づくと錯覚で道路が狭く見えるように、交差点付近にゼブラ柄の白線を引くのも有効だという。

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