日本とケタ違い! 中国の「電動バイク」保有台数3.4億台突破、コスパ抜群&エコ貢献 なぜ爆売れするのか?

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カーボンニュートラルへの意識の高まりとともに、世界中でモビリティの電動化が推進されている。そんななか、中国では電動バイクが既に市民生活に溶け込んでいる。

電動バイクの“超大国”となった中国

中国の大手電動二輪車メーカー・雅迪集団(ヤディア)から発売されている電動自転車(画像:雅迪集団)
中国の大手電動二輪車メーカー・雅迪集団(ヤディア)から発売されている電動自転車(画像:雅迪集団)

 カーボンニュートラルへの意識の高まりとともに、世界中でモビリティの電動化が推進されている。そんななか、中国では電動バイク(電動自転車)が既に市民生活に溶け込んでいる。その数は実に3億4000万台に達しており、中国での電気自動車保有台数の30倍に及ぶ。

 自転車が道路を埋め尽くしていたのははるか昔の話である。一般的な自動車やバイクが普及し大気汚染が問題視されるなか、中国は格安EVなどで名をはせ、既に電気自動車大国として認知されている。

 そして、中国はいつの間にか電動バイクの超大国にもなっている。日本ではまだまだなじみの薄い電動バイクだが、中国ではなぜこれほど消費者に受け入れられているのだろうか。

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