日本とケタ違い! 中国の「電動バイク」保有台数3.4億台突破、コスパ抜群&エコ貢献 なぜ爆売れするのか?

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カーボンニュートラルへの意識の高まりとともに、世界中でモビリティの電動化が推進されている。そんななか、中国では電動バイクが既に市民生活に溶け込んでいる。

中国で“電動バイク”が爆売れするワケ

中国・桂林市街地の景色(画像:写真AC)
中国・桂林市街地の景色(画像:写真AC)

 中国での電動バイク躍進をけん引しているのは、実は

「電動自転車」

だ。中国における電動自転車は日本の電動アシスト自転車とは少し異なる。ペダルはついているものの、ペダルを回さなくても運転が可能となるため、実質的に電動バイクといっても過言ではない。中国では実際、電動バイクのように使われているのだ。

 電動自転車は2019年に国家基準改訂版が施行され、最高時速は25km、バッテリーを含む車両総重量は55kg以内、モーター定格出力は400W以内、バッテリー電圧は48V以内と定められたが、この範囲内のものであれば免許不要というのも人気の理由だろう。

 最大の魅力はなんといっても価格の安さだ。電動自転車の平均価格を見てみると、雅迪集団(ヤディア)の電動自転車の平均価格は1265元(約2万4600円)、愛瑪科技集団(アイマ)は同1427元(約2万7800円)、高級路線の小牛電動(NIU)でも同2959元(約5万7600円)となっている。

 1台数万円程度なら電動自転車が庶民の足として欠かせない存在になっているのも納得だ。多くの電動バイクは家庭用電源から充電が可能で、充電時間も6~8時間程度のものが一般的。1回の航続距離も

「50~100km」

で、都市部での通勤や買い物といった日常の足として使うには十分である。

 中国にとっての電動自転車は、日常の足として便利な乗り物が安価で手に入り、さらにエコにも貢献できるというわけだ。

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