「罰則ない」「不審者っぽい」 自転車ヘルメット“努力義務化”に集まる散々な声! 50人以上に聞いてわかった世間の無関心 「それより運転マナー改善が先だ」

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4月1日から、自転車でのヘルメット着用が努力義務化された。本当にかぶっている人は増えているのか。

保険の問題はどうなるのか

SGマーク(画像:製品安全協会)
SGマーク(画像:製品安全協会)

 ちなみに「SGマーク」のヘルメットが推奨だが、これについてもほぼ認知されていなかった。そもそも大半がマークを知らない。ホビーレーサーは全員知っていたが、一般の高齢者ともなれば皆無である。1か月かけて筆者の趣味サークルの教え子を含め100人以上の高齢者に聞いてみたのでそれなりの精度はあると思う。

 最後に都内のコンビニに車で来たドライバーの意見を紹介する。

「自転車なんか乗らないからね。自分は乗らないから自転車には「かぶれ」って感じかな。逆に自転車に乗る人は「かぶりたくない」じゃないかな。結局、罰則ないんでしょ」

 正直な方だった。みなさん正直だった。そして

「ヘルメットより他の安全面で努力するべきでは」

という意見もあった。あくまで努力義務かつ自己責任なので、筆者もどうこう言うつもりはない。

 ただひとつ気になるのは保険の問題だろうか。自転車保険はもちろん、被害者、加害者問わず自動車やバイクの対人(対自転車)保険に関して、4月1日からの「ヘルメット着用努力義務」はどうなるのだろうか。

 そもそも4月1日からの事故からの補償が対象なので、損保関係者に聞いても

「実際に4月1日以降にならなければわからない」

とのことだった。

 保険会社も現状では明確にしていない。あくまで努力義務なのに、ヘルメットのあるなしで補償に影響があるのか、ある程度、実際に各社の4月1日以降の事故処理および保険処理の様子を見ないことにはわからないだろう。

 これについてはヘルメットの安全以上に重大になる可能性がある。今後も注視したい。

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