「罰則ない」「不審者っぽい」 自転車ヘルメット“努力義務化”に集まる散々な声! 50人以上に聞いてわかった世間の無関心 「それより運転マナー改善が先だ」
4月1日から、自転車でのヘルメット着用が努力義務化された。本当にかぶっている人は増えているのか。
「普通はかぶらない」

都心や地方の繁華街などを除けば、自転車に乗る大人というのはときとして奇妙がられる。そんなものは好き好きと言われてしまえばそれまでだが、現実には
「いい年した大人(特に成人男性)が自転車(ママチャリ)で移動している」
がうわさになってしまうような地域だってある。日本のほとんどは車社会だ。
同じコンビニで30代の男性がママチャリに乗ってきた。初めて遭遇したので声を掛けると気さくに応対してくれた。
「いや、これ職場の自転車なんです。昼飯買いに来たんで。ヘルメットですか? 普段は自転車なんか乗りませんからね。駅前ならともかく、この辺でいい年した男がママチャリなんかこいでたら不審者ですよ」
ヘルメットについてさらに聞くと、笑って否定した。
「マニアは知らないですけど、普通はかぶらないでしょう。子どもは親がかぶせるだろうけど、高齢者はどうかな。東京じゃかぶってるんですかね、車持ってない人いっぱいいるでしょうし」
これが関東を外れると、さらに確立は下がる。下がるというのは「自転車に乗ってる大人」である。
新幹線停車駅から1.5kmほどの国道沿い、大型ショッピングモールはもちろん大型家電量販店から飲食チェーン、ビデオレンタルショップまでこの国道沿いに何でもそろっている。歩道も広く整備されているが、自転車や徒歩は実にまばらだ。
ようやく自転車でやってきた女性に、信号待ちで話を聞いてみる。
「近所だから自転車で十分よ。いつもは軽自動車だけど、いちいち車を出すのもね、この通り便利な場所だし。ヘルメット? 子ども以外で見たことないわ」