真のオフロード4WD? ランドクルーザーが「中古車市場」で支持されまくっている納得の理由

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日本国内販売を終えたランドクルーザー70系は40系、20系の直系というべき、歴史ある真のオフロード4WDだった。

依然として新車製造の国も

オーストラリア仕様のランドクルーザー70系(画像:Toyota Australia)
オーストラリア仕様のランドクルーザー70系(画像:Toyota Australia)

 飾り気などは無くて良い、あくまでオフロード性能重視の4WDを購入しようと思ったら、もはや選択肢は中古車がメインとならざるを得ない。しかしそんななかでも販売地域が限定されてはいるものの、依然として新車が製造されているモデルを選びたいとなるのは消費者としては当然の選択である。

 オーストラリア仕様のランドクルーザー70系には、4ドアのバンを基本にシングルキャブのピックアップ、ダブルキャブのピックアップ、さらに2ドアバンながらロングホイールベースシャシーに後部キャビンをハイルーフとし、なかには向かい合わせのベンチシートを配置したトゥループキャリアが用意されている。

 実はひそかに人気を集めているのがこのトゥループキャリアであり、現地オーストラリアはもとより日本国内のコアなマニアの間ではキャンピングカーのベースモデルとして購入する人が多いといわれている。

 なお、2004(平成16)年に日本国内での販売を終了したランドクルーザー70系ながら、2014年8月の70系誕生30周年を記念して輸出用の2007年以降のモデルに準じた4ドアバンと4ドアダブルキャブピックアップが、2015年6月受注分まで10か月限定で日本国内発売され人気を集めた。この段階で再発売という選択肢もあったとは思うのだが、結果的に限定となったのは、直後に導入されることが決定していた

「新しい国内保安基準」

に適合させることが難しかったことが理由である。

 ランドクルーザー70系に代表されるスパルタンなオフロード4WD人気の高まりは、既述した日産サファリ(パトロール)や三菱パジェロ、メルセデス・ベンツGクラス、ランドローバー・ディフェンダーなどの中古車市場を活性化させるとともに、さらに古いランドクルーザー40系やランドローバーの旧モデル、インターナショナル・スカウト、フォード・ブロンコ、シボレー・ブレーザーなどの資産価値をも高めるという効果をもたらした。

 近年、1950年代から1970年代に掛けてのオフロード4WDはヒストリックカーとしての価値が大きく注目されレストア車が高価で取引されることも珍しくない。古い昔ながらのオフロード4WDはもはやその時代を象徴するコレクターカーへの道を歩み始めているということである。

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