真のオフロード4WD? ランドクルーザーが「中古車市場」で支持されまくっている納得の理由

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日本国内販売を終えたランドクルーザー70系は40系、20系の直系というべき、歴史ある真のオフロード4WDだった。

進行する緩やかなSUV化

大型SUVと駐車場(画像:写真AC)
大型SUVと駐車場(画像:写真AC)

 一方、70系の日本国内販売終了は、その後のオフロード4WDに対する高級スポーツタイプ多目的車(SUV)へのシフトという新たなムーブメントの引き金となった。

 これはトヨタだけの話ではなく、日産の伝統あるオフロード4WDだったサファリは2007(平成19)年に国内での生産と販売が終了。後継は高級SUVのアルマーダとなった。

 同じく三菱のベストセラーオフロード4WDだったパジェロは2019年に国内販売を終了。その後は海外向けに生産が継続されていたパジェロではあったが2021年に全て生産終了となった。

 ちなみに欧米でもオフロード4WDの高級SUV化の流れは加速し、そのルーツは武骨な軍用車だったメルセデス・ベンツGシリーズやランドローバー・ディスカバリーでさえも往年のスパルタンな面影を封印し高級SUV化した上で現在に至っている。唯一、ジープ・ラングラーのみはスパルタンなイメージを残しているものの、緩やかなSUV化は進行しているといって良いだろう。

 これら世界的なオフロード4WDの高級SUV化の流れは、市場からの要請に応えたがゆえの経営判断だったのかもしれない。しかしその結果、市場から取り残されることとなったのは、ビジネスと趣味の両面で質実剛健なオフロード4WDを愛用していた層だった。

 欧米では少なくなったとはいえ依然として存在しているこれらオフロード4WD需要はピックアップトラックの4WDで代替しようとしているのだが、古くからのコアな4WDマニアにとってみれば、ショートホイールベースのオフロード4WDこそが最良という価値基準は根強い。

 その結果起こったのが

「世界的な中古オフロード4WDの需要拡大」

であり、こうしたムーブメントの中核として高い人気を集めることとなったのが、オーストラリアや中東向けに現在も生産が継続されているランドクルーザー70系だったということである。

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