スカイマークは「地域密着」PRすべきだ 破綻&再建、満足度1位の力で地元の不安取り払え
スカイマークは、かつて一度経営破綻を起こし、再建されている。スカイマークが経営破綻した背景と再建後の現状について解説する。
スカイマークの経営破綻

2008(平成20)年3月期の決算で黒字経営に戻ったスカイマークは、エアバス社の超大型機であるA380を導入して、東京~ニューヨーク、ロンドンなどを、ビジネスクラスを中心としたコンフィギュレーションとした機材で、運航することを計画するようになった。
2010年11月8日に、エアバス社とA380を導入することで基本合意書を締結。そして2011年2月17日に、2機のオプションも含め、6機を正式に購入する契約を締結した。西久保社長がエアバスのカタログに掲載されたA380を見て、関心を示したことがきっかけである。
2010年3月期のスカイマークの売り上げは414億円であり、純利益が26億円であった。このような経営体力の会社が、A380という超大型機を導入することは、相当無理をしているだけでなく、4発機を運航した実績もなかった。あまりにもビジネスモデルから逸脱していたこともあり、導入が発表されると、株価はストップ安となった。
A380を2014年8月から順次受領して国際定期便事業に参入を予定していたが、航空業界の不安が見事に的中してしまった。代金の不払いが発生したため、エアバス側が購入契約を解除した。代金が支払えなくなった要因として、競争激化や円安による燃料費の高騰の結果、2014年4~6月期決算で55億円の営業赤字を計上していたことが挙げられる。
そしてスカイマークに対する損害賠償請求などの協議が、スカイマーク、エアバス社だけでなく、A380型機のエンジンのメーカーであるロールス・ロイス社との三者で行われた。スカイマークは2015年1月28日、臨時取締役会を開いて民事再生法適用の申請を決議した。