酒気帯びだとクルマのキーが取り出せない! アルコール検知器と鍵管理システム連動、2月1日発売
東海電子は、同社製のアルコール検知器と、東海理研製鍵管理システムの連動製品の販売を始める。
遠隔点呼にも対応
アルコール検知システムなどを手掛ける東海電子(静岡県富士市)は2月1日、同社製のアルコール検知器と、東海理研(岐阜県関市)製鍵管理システムの連動製品の販売を始める。呼気検査でアルコール分が「ゼロ」にならないと、クルマの鍵が取り出せないようにすることで、飲酒運転を防止するとともに、適正な鍵管理を効率的に行えるという。
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バスやタクシー、トラックなどの運輸運送事業者および社用車を多く持つ企業は、「大量のクルマのキー」の管理の煩雑さと、セキュリティー管理に悩みを抱えていることが多いとされる。さらに、事業主によるドライバーのアルコール検査が義務化される流れもあり、連動製品の発売に至ったという。
連動させるのは、東海電子製のアルコール検知器「ALC-PROII」と東海理研製鍵管理システム「デジタル@IC キーターミナル」。ドライバーは運転免許証で認証後、アルコールを測定。アプリに測定結果が記録され、酒気帯び数値なし(ゼロ)であれば、キーボックスが解錠され、鍵が取り出せる仕組み。遠隔点呼などにも対応するという。