単なる改造車か? エッジある個性か? 知る人ぞ知るメーカー「光岡自動車」が特徴的すぎるワケ
個性と多様性が特徴のメーカー・光岡自動車。同社のクルマは街中にポツンと1台だけ止まっていたとしても、景色にインパクトを与えるのだ。
大手と一線を画すメーカー

光岡自動車という、自動車メーカーをご存じだろうか。決して台数は多くはないものの、アメ車っぽいというか、レトロというか、斬新というか、表現に困るスタイルの自動車を今日まで産み出し続けてきた、富山県を本拠地とする日本のメーカーである。「たまに見かける、独特のフォームのあれですよね」でわかる人もいるだろう。
光岡自動車は1968(昭和43)年2月に中古車販売業としてスタートし、2023年2月に創業55周年を迎える。この間、正規輸入車ディーラーとして活動するとともに、日本で10番目の乗用車メーカーとなり、1982年から独創性あふれるオリジナルカーを送り出してきた。現在は、
・ミツオカ事業:オリジナルカーの製造および販売
・BUBU事業:高品質なアメリカ車やヨーロッパ車、およびヴィンテージカーの販売
・ディーラー事業:世界のラグジュアリーブランドを幅広く販売
を事業の3本柱として活動している。
同社のホームページによると、従業員数352人(光岡自動車のみ)、売上高265億円(2021年度12月期、単体)である。また、売上高の部門別割合は次のとおり。
・開発車事業:9.4%
・正規輸入車ディーラー事業:43.9%
・ブブ中古車事業:35.5%
・その他:11.2%
このように、正規輸入車ディーラー事業とブブ中古車事業で売り上げの約8割を占めており、自動車メーカーといえども、光岡自動車のクルマを見かける機会が少ないことに納得がいくだろう。