あなたの会社はなぜいつも人手不足なのか? 「給料が低いから」と怒る前に挑戦すべき、2つの行動

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トラック運転手やタクシー運転手などの「自動車運転業務」の採用状況は、事業者側にとって厳しい。その理由を解説するとともに、打開策を提案する。

提案1「採用担当者を元気づける」

採用難をどう打開?(画像:写真AC)
採用難をどう打開?(画像:写真AC)

 採用困難業界と言われている業界に特有の状況は「採用担当者の疲弊」である。広告を出しても人が来ない。応募が来てもドタキャンだらけ。内定を出してもなかなか受諾してもらえずに辞退の嵐ということになれば、疲弊するのも当然である。

 その上で、苦労も知らない経営者や現場からは「なぜ採れない?」「いつ採れる?」と矢のような催促が来てはどうしようもない。採用活動の成否は、「戦略」よりも「戦闘」、面接や動機づけなど、最終的に人が人と対面するときに勝負がつくと言われる。それなのに、採用担当者がへたっていては、よい採用などできるはずはない。

 そもそも、採用難の原因である「賃金」や「労働時間」などは、経営や現場の責任だ。それをすべて採用担当者に押し付けてはいけない。だから、最初にすべきことは、彼ら採用担当者へのケアである。採用担当者の置かれた立場をきちんと理解し、その大変さを慰労し、期待をかけることで、採用担当者に「この困難な環境においても、皆の理解と協力の後押しがあればなんとかなる」という自己効力感を持たせることが必要だ。

 どんな仕事でも、「できそうな気がする」方が「できなさそう」と思うよりも、行動量や生産性、創造性が高まることが分かっている。「できそうな気がする」から、工夫やチャレンジが生まれるのだ。この良循環を生み出さなければ、採用力が向上することはない。

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