車体はハイエース・N-VAN! “移動オフィス”を体験できるカーシェアサービス「mobica」をご存じか
電源、ネットワーク環境も準備万全

ワーケーションをより充実したものにしてくれる設備が満載のモビカだが、リモートワークに欠かせない電源やネットワーク環境の状態はどうなっているのだろうか。
コスモスモアのリリース情報によると、車内にはコンセントやUSB電源が搭載されたポータブル電源を積載しているほか、ポケットWi-Fiも完備。ソーラーパネルも備えてあり、必要電源の確保にも抜かりがない。また、災害などの有事の際は、個室避難所としての提供も検討しているという。
同サービスは2023年に展開予定だが、インターネット上では既に
「働く場所を自由に決められるって理想的すぎる……」
「例えば飛行機で遠出して、そこからモビカで仕事&車中泊するのもとても楽しそう!」
といった声が多数寄せられている。
ワーケーションの人気スポットは「温泉地」

モビカの登場によって、ワーケーションはさらに注目度が高まるかもしれない。徐々に浸透している新たな働き方だが、実際にワーケーションをしてみたいと思っている人はどのくらいいるのだろうか。
ビートル(東京都江戸川区)は2020年10月、「ワーケーションに関するアンケート調査」を実施している。20~30代の一般女性471人に「ワーケーションをしてみたいと思いますか?」と質問したところ、
「86.4%」
の人が「してみたい」と回答。年層の女性はワーケーションに対して、強い興味を持っていることがわかった。
次に「ワーケーションをするならどんな場所に行きたいか(複数回答可)」と質問。1位に選ばれたのは「温泉地(74.5%)」で、続いて「のどかな田舎町(62.8%)」「有名な観光地(37.8%)」の順でランキング入りしている。
4位には「華やかな都会(17.8%)」がランクインしているので、働く場所としては、都心よりも自然の多い田舎町の方が人気の様子。今回紹介したワーケーションカーを利用すれば、交通手段が少ない田舎でも大活躍してくれること間違いなしだ。
夢のような働き方を実現してくれるモビカ。全国規模で普及が進めば、多くの企業がワーケーションを取り入れる日も近いかもしれない。