車体はハイエース・N-VAN！ “移動オフィス”を体験できるカーシェアサービス「mobica」をご存じか

働き方によって車内をトランスフォーム

　サービスの最大のポイントは、車内カスタムのバリエーションが豊富なところだ。カスタム方法によってさまざまなシチュエーションを楽しめるため、仕事内容や気分によって使い分けることが推奨されている。

　同社が提案するバリエーション例は6種類。最もオーソドックスなカスタムパターンが、バックドアを開けて景色を見ながら働ける「スタンダード」。自然のなかで利用すれば、開放的な気分を堪能しながら気持ちよく仕事ができるだろう。

　座ったままでの作業に飽きてきたときは「リフレッシュ」というカスタムがおすすめ。バックドアを開けてテーブルをセットすれば、立ちながらの作業ができる。立った状態での仕事は適度な緊張感が得られて集中力が増すと言われており、気分転換の際に取り入れてみたい。

　さらに、開放的な会議や話し合いを体感したい人は、屋外で作業ができるスタイルの「アクティブ」が最適。車両後方部に搭載されている「アーム付モニター」を外に向けることで、屋外でのオンラインミーテイングが可能に。いつもと違う環境で話し合いができるため、新しいアイデアが生まれるキッカケになるかもしれない。

　ほかには、脚を伸ばして作業ができる「リラックス」、同乗者との作業に役立つ「コミュニケーション」といったカスタムもある。シーンに合わせて車の形態を変化させてみてはいかがだろうか。

　ちなみにハイエースは三人、N-VANはふたりまで乗車できるので、ひとりで利用するのはもちろん、チームとして使うこともできる。