スカイマークが顧客満足度ランキング1位に ANAはJALに敗北、JCSI第3回調査結果で判明

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日本生産性本部が、2022年度JCSI第3回調査結果を発表した。国内長距離交通業種でスカイマークが1位となった。

調査対象は10業種

スカイマーク(画像:シルバーバックス・プリンシパル)
スカイマーク(画像:シルバーバックス・プリンシパル)

 日本生産性本部(東京都千代田区)は11月8日、2022年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第3回調査結果を発表した。国内長距離交通業種でスカイマークが1位となった。

 調査はインターネットを使って、2022年8月25日から9月9日まで行われた。回答者数は2万7438人(順位に含む78企業・ブランドの回答者は2万4788人)で、対象業種は次のとおり。

・家電量販店
・生活用品店/ホームセンター
・衣料品店
・各種専門店、
・自動車販売店
・旅行
・エンタテインメント
・国内長距離交通
・教育サービス
・インターネット回線

 国内長距離交通業種のランキングは、

1位:スカイマーク(79.3)
2位:スターフライヤー(77.1)
3位:ソラシドエア(76.2)
4位:JAL(75.7)
5位:ANA(75.5)

となった(カッコ内は獲得スコア)。

 国内長距離交通業種は、2020年度以降スコアが低下している。スカイマークとソラシドエアは、2020年度から2021年度にかけてスコアが低下したが、2022年度は上昇した。スターフライヤーは、2019年度以降スコアを低下させている。

 自動車販売店業種のランキングは、

1位:レクサス店(82.7)
2位:ダイハツの正規販売店(75.1)
3位:日産の正規販売店(74.0)
4位:トヨタ店(73.2)

となった。

 自動車販売店業種は、2020年度から2021年度にかけてスコアが低下したが、2022年度はスコアが上昇した。レクサス店、ダイハツの正規販売店、日産の正規販売店は2020年度から2021年度にかけてスコアが低下したが、2022年度は上昇した。

 旅行業種のランキングは、

1位:ジャルパック(79.4)
2位:一休.com(79.0)
3位:阪急交通社(77.2)
4位:JTB(75.4)
5位:ANAトラベラーズ(74.9)

となった。

 旅行業種は、2021年度から2022年度にかけてスコアが低下した。ジャルパック、一休.com、阪急交通社は、2019年度から2021年度にかけてスコアが低下したが、2022年度は上昇した。2020年度は、コロナ禍の影響を考慮し、調査を実施しなかった。

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