JR西日本不動産開発、初の「倉庫」着工 加古川BP沿いで交通&雇用確保◎ 2022年竣工
JR西日本不動産開発が、同社で初となる物流施設「加古川平岡町NKビル」の建設に着工した。地上4階建で最大6テナントが入居。大型車両が2階に直接乗り入れられるようスロープが設けられる。
地上4階建 最大6テナントが入居

JR西日本不動産開発は2021年4月5日(月)、兵庫県加古川市で同社としては初めてとなる物流施設「加古川平岡町NKビル」の建設工事に着工したと発表した。
敷地は、国道2号の加古川バイパスに面しており、加古川東ランプへ1km圏、第二神明道路の明石西ICへ3km圏の場所に位置している。
敷地面積は1万6860平方メートル。建物は鉄骨造地上4階建、延床面積が3万2274平方メートルのマルチテナント型物流施設で、最大6テナントが入居可能。大型車両が2階に直接乗り入れられるようスロープが設けられる。竣工は2022年5月の予定だ。
敷地の背後は住宅街が広がっており、さらにJR山陽本線(神戸線)の東加古川駅から約1kmと徒歩圏内でもあることから、雇用確保の観点からも恵まれた立地という。
JR西日本不動産開発は商業施設やオフィスビル、住宅などを手掛けてきたが、今回初めて物流施設の開発に乗り出す。物流ニーズの高まりにあわせ、今後も物流施設の開発を積極的に進めていくという。