新大阪に新バスターミナル構想 リニア見据え大規模開発 高速延伸で抜群のアクセス性
新大阪周辺、今後ガラッと変わりそう。
リニア乗り入れで「日本屈指の一大交通ターミナル」に
大阪市役所で2020年10月6日(火)、「第4回新大阪駅周辺地域都市再生緊急整備地域検討協議会」が開催され、国、大阪府、大阪市、経済団体、民間事業者などが新大阪駅周辺における将来の街づくりについて話し合った。
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新大阪駅周辺では現在、2037年ごろに予定されているリニア中央新幹線の新大阪乗り入れなどを見据え、十三駅や淡路駅周辺を含めた大きな範囲での再開発が検討されている。
発表されている街づくりの骨子案でも、新大阪駅は「日本屈指の一大広域交通ターミナルとなる」とされており、大阪圏はもちろん、西日本における交通の拠点となる見込みだ。そうしたなか今回は、高速バスのターミナル案について多くのバスターミナル整備支援を行っていた高速バスマーケティング研究所の成定竜一さんが、ゲストスピーカーとして登壇した。
成定さんによると、新幹線やJR在来線、私鉄、地下鉄が乗り入れる新大阪駅の高速バスターミナルは、鉄道の乗り換えが便利なだけでなく、バス運行の観点からしても、大阪で最も便利な高速道路アクセスを望めるという。
そのカギとなるのが、阪神高速「淀川左岸線」の延伸だ。