「事故車」の活用方法、拡大中! ハイブリッド車の増加で変化した「取り出し部品」とは
事故などにより損傷してしまった自動車はどのように活用されているのか。事故車の定義と併せて紹介する。
「リビルドバッテリー」とは何か

このように、事故車から取り外されたバッテリーを再生バッテリーとするには、どのような工程をへているのだろうか。
バッテリーはセルと呼ばれる、バッテリーが組み合わされたものがあり、それがいくつか組み合わさることによって、ひとつの大きなバッテリーとなっているという。
そして、その複数あるセルのひとつが故障してしまうと、バッテリーを管理するコンピューターが、充電速度の低下や充電ができないよう制御してしまうのだ。
これは、電動アシスト自転車のバッテリーも同じである。
つまるところ、この不具合を起こしてしまったバッテリーを健康なものに交換すれば、通常のバッテリーとして復活させることが可能だ。
これが「リビルトバッテリー」の正体である。