「事故車」の活用方法、拡大中! ハイブリッド車の増加で変化した「取り出し部品」とは
事故などにより損傷してしまった自動車はどのように活用されているのか。事故車の定義と併せて紹介する。
事故車から取り出される部品

以上のことから事故車は、事故を起こしたことがなく形状的にはそん色がなくても、サビなどが原因で事故車として扱われる場合もあることが分かる。
そして、最近のハイブリット車の普及やBEVと呼ばれる電気自動車の一般販売が増えたことにより、それらの車からバッテリーユニットを取り外し、SDGsの活動のひとつとしている場合もある。
2018年、リーフの24kWhバッテリーは新品65万円、再生品であれば30万円と半額以下の価格だった。
だが最近では、小型の電動モビリティの推進もあり、ソーラー充電システムとセット販売をしたいメーカーなどが、このバッテリーユニットを雨天・雲天用のソーラー蓄電ユニットに流用するなどの活用法も見出されている。