イギリスでは「降霊会」も実施! 減少加速のガソリンスタンド、その後の活用方法とは?

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ガソリン需要の減少や後継者不足などから、日本国内のガソリンスタンドの軒数は減り続けている。今後、電気自動車の普及が進めばこうした状況はさらに加速するのだろうか。EVの普及が目覚ましいヨーロッパの現状から考える。

イギリスのGS軒数の推移

ロンドンの街並み(画像:pixabay)
ロンドンの街並み(画像:pixabay)

 日本の人口1億2568万2000人(2021年)に対し、イギリスは6708万1000人(2020年)と約半分であることを踏まえつつ、イギリスのGSの推移を少しさかのぼって見ていきたい。

 イギリスのGSは、1950年代に約4万軒あったのをピークとし、その後は減少の一途をたどった。2000年には1万3107軒までに落ち込んだが、これは石油会社の統合が影響している。

 その後、現代的な大型店舗の存在が、都会でも地方でも小型店舗の閉鎖につながった。価格戦略を行い、ブランド化されていない燃料を非常に安価な価格で売ったのだ。2000年から2010年にかけては5000軒が閉鎖した。2015年以降は閉鎖数と新規参入数および復帰数が相殺されて数が大きく変わっていないという。

 イギリスでは、EVの公共充電ポイントは2011年から2019年(EVの普及率1.6%)にかけて劇的に増えているが、その間のGS数は8706軒から8385軒に減った程度であり、むしろ減少幅が小さくなった。

 この期間について、英サイト『E&T』は、「GSの減少はEV化など気候変動へのアクションの影響をほとんど受けていない」としている。

 今どきのGSはコーヒーショップなどを併設していて、その売上に依存しているところも少なくない。そういったビジネスモデルがGS減少の歯止めになっている面もありそうだ。

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