ボーイング 2030年までに旅客機「100%エコ燃料化」へ舵切り 家庭ごみなどを原料に製造

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「あらゆる原料から製造」できるそう。

現状は50対50の混合比率

中部空港に展示されているボーイング787型機(編集部撮影)。
中部空港に展示されているボーイング787型機(編集部撮影)。

 アメリカの航空機メーカーのボーイングが、2030年までにすべての民間航空機が100%持続可能な航空燃料(sustainable aviation fuels)で飛行することを目指すと、現地時間2021年1月22日(金)に発表した。

 持続可能な航空燃料は、非食用植物、農産および森林廃棄物、家庭から出るリサイクル不可の廃棄物、産業工場からの排出ガスなどあらゆる原料から製造される。

 ボーイングによると、2021年現在、持続可能な航空燃料とジェット燃料の混合比率の割合は50対50に定められているという。2050年までに二酸化炭素総排出量を2005(平成17)年比で50%削減するためには、それまでにすべての民間航空機が100%持続可能な航空燃料で飛行することが必要としている。

 同社は今後、持続可能な航空燃料の混合比率の割合を引き上げるよう、各国の規制当局と航空産業と緊密に連携をとることで、100%持続可能な航空燃料での飛行実現を目指すという。