みちのりHD、宇都宮・佐野~羽田空港線で「到着時刻予測サービス」を開始 便ごとの遅延実績などが確認可能に

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みちのりホールディングスと関東自動車が、位置情報技術を使った高速バス利用者向けの到着時刻予測サービスの提供開始を発表した。今回で第2弾の導入となる。

リアルタイム予測に強み

みちのりホールディングスの企業ロゴ(画像:みちのりホールディングス)
みちのりホールディングスの企業ロゴ(画像:みちのりホールディングス)

 経営共創基盤グループのみちのりホールディングス(東京都千代田区)と関東自動車(栃木県宇都宮市)は7月14日、HERE Technologiesが提供する位置情報技術を使った、高速バス利用者向けの到着時刻予測サービスの提供開始を発表した。

 本サービスは、渋滞や天候などにより変動する高速バスの到着時刻を、道路混雑状況などを加味したHERE Technologiesの技術を使うことにより、リアルタイムで予測して知らせする。

 予測情報を外部と共有でき、例えば送迎者と共有することで待ち時間がリアルタイムにわかる。また、便ごとの過去の遅延実績や混雑実績を確認できる機能も提供する。遅れの少ない便や、空いている便を選んで乗車するなど、乗車便の選択に使える。

 なお、今回のサービスでは以下の機能を実装している。

・ QRコード読み取りによる乗車中の便の運行情報表示(検索の省略)
・ 運行経路と現在車両位置の見える化
・ 選択した目的地への到着時刻の予測
・ 途中停留所への到着時刻の予測、実績の表示
・ 到着時刻の(車外)ユーザーとの共有
・ 便ごとの時刻表、過去の遅延実績、混雑実績の表示

 みちのりグループでは会津バスの一部路線で2021年9月に本サービスを提供開始しており、今回は第2弾の導入となる。今後もさまざまな機能拡張によって利便性の向上を目指す。

 導入路線は宇都宮・鹿沼・佐野⇔羽田空港線(マロニエ号)開始日は7月15日(金)から。

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