電アシ自転車、売り上げ好調 コロナ禍で人気加速、多彩な車種のレンタルサービスも

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新型コロナ禍で「密」を避けられる自転車が人気となっている。中でも電動アシスト自転車は販売台数・金額とも右肩上がり。多彩な車種を用意したレンタルサービスも開始された。

販売台数・販売額とも右肩上がり

折りたたみ電動自転車「VELMO Q2」(画像:アベントゥーライフ)
折りたたみ電動自転車「VELMO Q2」(画像:アベントゥーライフ)

 電動アシスト自転車の売り上げが好調だ。2010年代後半から販売台数・金額ともに右肩上がりだが、2020年からの新型コロナウイルス禍で「密」を避ける生活様式などが人気に拍車を掛けている。

 自転車の中でも電動アシスト機能付きの好調ぶりは群を抜く。経済産業省の生産動態統計調査によると、直近数年にわたって販売台数は一般的な自転車を上回っており、販売額では6倍もの差をつけている。

 こうした状況を背景に、電動自転車の開発・販売を行うアベントゥーライフは、2022年7月1日(金)から、「西日暮里Base」でレンタサイクルを開始した。同社の電動自転車3種を1日3000円(税込み)で貸し出す。

 折りたたみ式で45km走行可能な大容量バッテリーが特徴の「WELB WL01」、総重量14.8kgと軽量な「VELMO Q2」、スポーティーな「VELMO」の3種がある。

 同社は「コロナの出口が見えないなか、今後も自転車人気は続くとみられる。今後さらにレンタサイクルの拠点を増やし、観光ツアーや観光イベントに利用してもらいたい。今後も自転車のさまざまな活用方法を提案し、自由な移動を提供していく」としている。

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