中古車価格が「歴史的高騰」 コロナ&戦争収束しても、残念ながら一部車種は高止まりするワケ

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日本国内の中古車価格が、かつてない高騰を見せている。背景には、新型コロナ禍での生産停滞やロシアによるウクライナ侵攻に伴う電子部品の供給減、そして「ヒストリックカー」としての北米需要がある。

ヒストリックカー、入手は早めに

中古車販売のイメージ(画像:写真AC)
中古車販売のイメージ(画像:写真AC)

 さらにランドクルーザーやパジェロなどのオフロードモデルも、その人気の高まりは止まる気配がない。

 面白いのは日本の軽貨物車、すなわち軽トラックや軽バンもまた、ローコストで燃費の良い実用車としての人気が高いことだ。加えて、日本伝統の軽カスタム自体がよく知られており、それにあこがれる海外ユーザー層にとっての人気車候補として注目しているバイヤーも少なくない。

 こうした複数かつ複雑な要因と社会的背景ゆえ、現時点で日本での中古車市場は高騰を続けているわけだが、最初に記した新車生産の滞りに起因するものについては、生産の正常化とともに沈静化するのではと思われている一方、最終的にはその時になってみなければわからないという判断が大勢を占めているのもまた事実である。

 後半に記したヒストリックカーとしての日本車人気の高まりについては、今後も高騰を続けていくことは間違いない。

 現時点もしくは近い将来にこうしたモデルの購入を考えているのであれば、今のうちに入手しておいた方が良いかもしれないというのが正直な印象である。海外コレクターの手に渡ってしまった後ではもう遅いのだ。

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