中古車価格が「歴史的高騰」 コロナ&戦争収束しても、残念ながら一部車種は高止まりするワケ

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日本国内の中古車価格が、かつてない高騰を見せている。背景には、新型コロナ禍での生産停滞やロシアによるウクライナ侵攻に伴う電子部品の供給減、そして「ヒストリックカー」としての北米需要がある。

背景にある「25年ルール」とは何か

中古車販売のイメージ(画像:写真AC)
中古車販売のイメージ(画像:写真AC)

 これらの中で特に生産台数が少ない日本国内限定生産モデルやメーカー純正チューニングモデル、レースカーホモロゲモデルなどは、コレクターズアイテムとしての価値評価基準は日本以上だと言って良いだろう。

 ちなみに、ここに来てこうしたモデルの人気が高まっている背景にあるのが、アメリカの場合で通称「25年ルール」、カナダの場合で「15年ルール」と言われている輸入禁止期限措置だと言われている。

 これらはどういうことかというと、自動車が右側通行で左ハンドルであるこれらの国では、主として安全上の理由で右ハンドルの日本国内仕様車の輸入と登録は認められていない一方、アメリカでは製造から25年、カナダでは15年を経過した車両については、「ヒストリックカー」としての輸入と登録が認められるというもの。

 このルールに前記の人気モデルが該当するようになったことから、海外からのバイヤーが日本でこれらのクルマを買い集め、その結果、日本国内の中古車価格が高騰することとなったというのがそのいきさつである。

 ちなみに前述のレアモデル以外にも、たとえばシビックやMR2といった左ハンドル仕様が供給されていたモデルであっても、右ハンドルであること自体がコレクターズアイテムであるという判断の下に、主として若いユーザーの間での人気が高まっている。

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