自動車・バイク用品が「TikTok」で売上初のTOP10入り――「わざわざ店に行きません」 週商3000万円の現実をご存じか
TikTok Shop日本市場で自動車・バイク用品が週商3057万円を記録。平均単価1899円の低単価取引が動画主導で増加し、収益の重心が従来の店舗からプラットフォームへ移りつつある。
TikTok Shopと自動車市場

2026年2月9日週、TikTok Shop(TikTok内で商品を直接販売できるEC機能)日本市場の流通取引総額(GMV)は9.85億円となり、前週比で12%減と市場は調整局面を迎えた。平均販売価格も1899円まで下がり、前週比で8%の低下となった。それでも動画本数は36.7万本(前週比+6%)、売上商品数は32016件(前週比+3%)と、利用者の活動はむしろ活発化している(Kalowave Japan「Kalodata」調査より)。
注目すべきは「自動車・バイク」カテゴリーだ。売上は3057万円に達し、初めて
「トップ10入り」
を果たした。市場全体に占める割合はわずか0.31%にすぎない。しかし重要なのは売上規模ではなく、
「利益の生まれる場所」
が変化しつつある点である。従来は車検や故障にともなう計画的な整備需要が市場を支えてきた。だが今回のデータは、動画視聴による衝動的な購買が新たな収益を生む構図を示している。既存の店舗や検索に依存する枠組みを離れ、収益源の重みが別の場所へ移り始めているのである。