中古車店、暗すぎじゃない? 「なんか入りづらい」その違和感、業者の約6割が感じる“集客のつまずき”とは
中古車展示場の集客課題は深刻化している。従来手法では来場者が減少する一方、LEDによる夜間ライトアップは認知度向上や防犯性強化、展示車の魅力伝達に効果的だ。SNSやウェブ施策と組み合わせた多角的アプローチで、売上増と地域ブランド価値向上が期待される。
夜間ライトアップの集客効果とその背景

中古車展示場では、店舗認知の向上が重要な課題となっている。通行者の目に留まりやすくするため、さまざまな集客手法が採用されるが、そのなかでも「夜間ライトアップ」は注目度が高い。単なる装飾ではなく、集客効果を狙った戦略のひとつである。
営業時間外でも展示場全体を明るく照らすことで、周囲の通行者が店舗を認識しやすくなる。結果として、認知度向上や興味喚起につながる効果があるとされる。照明業界では、夜間の屋外照明によって視認性が向上し、店舗に対する「開店中」のイメージや安心感がもたらされるため、集客効果が高まるという。
さらに、イルミネーション事業における集客・経済効果の定量的な実例も存在する。たとえば新宿サザンテラスでは、イルミネーション導入後に平日で11.7%、休日で13.8%人流が増加した。クリスマス期間中は平日16.1%、休日29.7%、さらに12月24日には
「34.6%増加」
したという記録もある。このように、さまざまな業界で夜間ライトアップによる集客効果が確認されている。では、中古車展示場でも同様の戦略的活用は可能なのか。本稿で詳しく解説する。