中古車店、暗すぎじゃない? 「なんか入りづらい」その違和感、業者の約6割が感じる“集客のつまずき”とは
中古車展示場の集客課題は深刻化している。従来手法では来場者が減少する一方、LEDによる夜間ライトアップは認知度向上や防犯性強化、展示車の魅力伝達に効果的だ。SNSやウェブ施策と組み合わせた多角的アプローチで、売上増と地域ブランド価値向上が期待される。
LED照明の優位性

中古車販売業界では、集客課題が深刻化している。DeNA SOMPO Mobilityが2024年3月に実施した「自動車販売に関するディーラー動向調査2024」によると、集客の課題として
・チラシ・DM・イベントなどの効果が低迷:56.8%
・若者のクルマ離れによる自然来客の減少:55.7%
に達しており、従来型の集客手法には限界があることが浮き彫りになった。そのため、夜間ライトアップによる視認性向上は、集客課題の解決策として有効であると考えられる。
実際、地方の中古車展示場では照明改善による集客効果が確認されている。蛍光灯からLED照明に改修した展示場では、照度や色合いが来場者に好評だった。また、別の中古車販売店では、展示場の環境改善により、前年より売上が向上した事例もある。
LED照明は従来の蛍光灯に比べて自然光に近く、夜間でも車体の色味や質感を来場者に正確に伝えやすい。紫外線の発生が少なく虫が集まりにくいため、展示車への被害や場内の美観悪化を防ぐ効果もある。来場体験価値の向上にもつながるのだ。
さらに、LEDによる明るく均一な照度は、防犯性や来場者の安心感にも直結する。中古車販売店に限らず、商業施設や屋外駐車場でも、安全性向上と集客ブランディングの両面で効果が実証されている。
このように、中古車展示場でのLED照明は、展示車の魅力を最大限に伝え、夜間でも顧客が安心して来場できる環境づくりに効果的である。