テスラ人気に影? リベラル層が離れ「ハイブリッド人気再燃」――右派CEOの一挙手が波紋に

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イーロン・マスク氏の保守的政治姿勢が、従来リベラル層中心だったテスラ車購入意欲に影響。調査ではリベラル派の購買意向が大幅低下し、EV市場全体への波及リスクも示唆された。

政治姿勢でテスラ車人気低迷

テスラ最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏(画像:AFP=時事)
テスラ最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏(画像:AFP=時事)

 2025年1月、トランプ氏の大統領就任イベントに登壇したイーロン・マスク氏が、右手を左胸に当ててから右斜め上にまっすぐ突き上げる「ナチス・ドイツ式の敬礼」をしたことで大きな物議を醸した。すでにこの時期、マスク氏が2月のドイツ総選挙に向けて反移民を掲げる右派「ドイツのための選択肢(AfD)」への支持を繰り返し公言していたこともあり、この敬礼は

「欧米のリベラル派」

の人々を落胆させる決定打となった。マスク氏に失望した人々のなかにはテスラ車のオーナーも少なくなく、一部は愛車に

「マスク氏がおかしくなる前にこれを買ったんだ」

とのステッカーを貼るという行動も見られた。SNS上でも失望や戸惑いを示す投稿が相次ぎ、欧米メディアでも広く報じられた。こうした反応は、消費者の心理的な動揺の深さを物語っている。

 過去の研究では、電気自動車(EV)は

・環境保護主義
・技術革新

といったリベラルな価値観と象徴的に結びつくことが多く、実際にEVオーナーには政治的リベラル派が多い傾向が報告されている。そのため、マスク氏の政治姿勢によるイメージの変化は、これまでのブランド価値とユーザーの認識に大きなずれを生んでいる可能性がある。

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