「見たいクルマがない」 自動車ディーラーに行っても“展示車不足”で購入意欲が削がれるワケ
自動車ディーラーで「見たいクルマがない」と感じる顧客は少なくない。J.D.パワー調査では、展示車の種類が顧客満足度に直結し、種類が豊富な場合は772ポイント、購入車と同モデルの展示車は半数未満にとどまる現状が示された。
デジタル活用による対策

「見たいクルマがない」という現象は偶然ではない。店舗の物理的な制約や在庫管理の制限、顧客ニーズの多様化が重なった結果である。
ディーラーがこの課題を克服するには、販売データと顧客データを有効に活用することが必要だ。さらに、デジタル技術を取り入れ、展示車と試乗車を効率よく運用することも不可欠である。
こうした取り組みにより、顧客満足度を向上させながら、販売機会を最大化できる。この両立は、モビリティ市場全体の発展に直結する重要な課題である。
なお、セールス顧客満足度に関する今回の調査では、ラグジュアリーブランドではBMW(789ポイント)、レクサス(785ポイント)、メルセデス・ベンツ(778ポイント)が上位を占めた。
マスマーケット国産ブランドではマツダ(764ポイント)、日産(735ポイント)、三菱(730ポイント)が上位となっている。