夢洲アクセス「鉄道延伸」は本当に採算が取れるのか? 万博閉幕後の壮大IR構想、JR西と京阪が前向きになったワケとは

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大阪府市の夢洲アクセス鉄道検討会がJR桜島線(ゆめ咲線)、京阪中之島線延伸案を評価する試算をまとめたのに対し、JR西日本と京阪ホールディングスが前向きな反応を示した。

命運を握る大阪IRの来訪者

中之島線の延伸計画がある大阪メトロ九条駅(画像:高田泰)
中之島線の延伸計画がある大阪メトロ九条駅(画像:高田泰)

 検討会は桜島線延伸について、夢洲の従業員数をIRと既存物流施設などを併せて約3万8600人、IRの来訪者を1日約8万6400人と想定した。途中の舞洲も居住者はいないが、スポーツ施設などの来訪者、従業員らの合計を約1万6800人と見込んでいる。

 国内大型テーマパークの2024年度の推計1日入場者数は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(此花区)が約4万4000人、東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)が約3万7000人。IRがこの2倍以上を集めることを前提に検討が進められたわけだ。

 IRにはカジノ以外に日本最大級の国際会議場や展示施設、ホテル、フードパビリオンが整備される計画。想定通りに来訪者が集まれば延伸区間はにぎわうが、想定を大きく下回れば閑古鳥が鳴く。延伸区間の命運はIRが握っている。

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