まるで海上都市! 「巨大クルーズ船」はこうして作られる
世界最大級のクルーズ船「アイコン・オブ・ザ・シーズ」は全長364m、25万t、最大9950人収容。設計から引き渡しまで数年かかる巨大プロジェクトの舞台裏を、建造工程や技術の詳細を交え解説する。
世界で加速するクルーズ船需要拡大

クルーズ船は「豪華客船」と呼ばれることが多い。高額で時間もかかり、敷居が高いと感じる人は少なくない。だが、必ずしも高級路線ばかりではない。短期間で手頃な価格のクルーズも増えている。
世界的に需要は拡大しており、多数の新造計画が進んでいる。巨大なクルーズ船は、どのような工程で建造されるのか。
造船拠点は欧州に集中する。
・フランスの「アトランティーク」
・イタリアの「フィンカンティエリ」
・ドイツ・フィンランドの「マイヤー・ヴェルフト」
が代表格だ。欧州はクルーズ観光の歴史が長く、高級家具や装飾品のサプライチェーンも整っている。
日本では三菱重工業がクルーズ船の建造を手がけている。