ネットで話題 川口駅に「上野東京ライン」は本当に必要か?

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埼玉県内で利用者3位の川口駅は、1路線のみ停車にもかかわらず約15万人が利用する。2025年4月に上野東京ライン停車の基本協定が締結されたが、約431億円の事業費負担や通勤時間延長による約1000万円規模の経済損失懸念から、地元では賛否が分かれている。都市交通の未来を左右する重要な局面だ。

431億円負担に揺れる市財政

川口駅西口(画像:写真AC)
川口駅西口(画像:写真AC)

 川口市民の間では、市の費用負担に対する懸念が多く上がっている。協定によれば、新たに整備されるのは以下の施設だ。

・停車ホームや駅舎
・駅東西を結ぶ自由通路
・駅舎内の店舗

総事業費は約431億円を基本額として想定されており、今後詳細が詰められる見込みだ。

 このうち川口市が主に負担するのは、停車ホームや駅舎、自由通路の建築費。測量などの準備は2025年度から始まる予定だが、完成までは10~12年かかる見通しで、開業は2030年代後半を目指している。

 建設資材の価格高騰もあり、今後さらに費用が増える可能性が懸念されている。また、完成時には現在の40代後半以上が退職している可能性が高く、通勤需要が減少しているおそれもある。そのため、

「そこまでの投資に見合う価値があるのか」

と疑問視する声もある。さらに

「すでに隣の赤羽駅に停車している以上、新たに川口に停める必要はない」

といった意見もあり、川口市民の間でも賛否が分かれている状況だ。

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