インド「EV人気」急落、内燃車回帰54%の衝撃! ロシア原油がゲームチェンジャー? デロイト調査が示す消費者の本音とは

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インドの電動化は岐路を迎えている。EV支持率は前年比5ポイント減の41%に後退し、ICE車志向は54%に上昇。背景には価格・航続距離・インフラへの不安、そしてロシア産原油の安価な安定供給がある。スズキは223万台超を販売し、2年連続200万台超を達成。EV戦略との綱引きが続く。

EV後退局面の成長加速

インド(画像:Pexels)
インド(画像:Pexels)

 マルチ・スズキ・インディアは、スズキ初のBEV「e VITARA(eビターラ)」を2025年夏ごろから発売すると発表している。一方で、インド市場におけるICE車の生産と販売は依然として好調だ。

 同社が発表した2024年度(2024年4月~2025年3月)の総販売台数は、国内販売と輸出を合わせて223万4246台。前年比4.6%の増加となった。これにより、2年連続で年間販売台数200万台を超える実績を達成している。

 インド国内販売では、過去最高の179万5259台を記録。前年を大きく上回る伸びとなった。乗用車市場で約5割のシェアを占める同社にとって、ICE車を検討するインドの消費者の多くがスズキを第一候補とするのは自然な流れだ。

 EVの関心が後退し、ICE車への回帰が進むなかで、今後もスズキ車の販売は堅調に推移すると見られる。

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