EVは買うと大損だった? 5年で「価値72%減」の車種も! 有名ドイツメーカーはほぼ無傷? 中古車市場で明暗! 次世代モビリティの罠と賢い選択を考える
5年後の車の価値がどう変動するか、消費者にとって重要な判断材料となる。米国の中古車分析会社「iSeeCars」の調査によると、EVは平均58.8%の価値を失う一方、ピックアップトラックやハイブリッド車は40%台と比較的低い価値低下率を維持。特にポルシェ911やトヨタ・タコマが価値を保つ中、ジャガーI-PACEは72%もの価値を失う結果となった。
トヨタHVが価値低下率をけん引

ランキング12位にトヨタのRAV4ハイブリッドが30.9%でランクインしている。HVは5年後の価値低下率が平均40.7%と高い価値を維持するジャンルだ。トヨタはこのジャンルで七つのモデルがランキング入りし、平均を上回っている。
「これらのモデルは燃費効率が高く、航続距離の不安がゼロで、ハイブリッド車に乗り換える消費者が毎日増えており、ハイブリッド車の価値を維持するのに役立っています」
とブラウアー氏は説明している。
HV以外では、トヨタ・RAV4、ホンダ・HR-V、CR-V、スバル・クロストレック、フォレスターなどの小型SUVが人気を集めている。新車市場では売れている車種だが、小型SUVの平均価値低下率は45.5%とやや高い。それでも、人気車種の価値低下率は低めだ。
「実用性、燃費、手頃な価格の組み合わせにより、小型SUVは新車・中古車購入者の両方から業界で最も人気のあるカテゴリーのひとつになりました」
とブラウアー氏は語っている。