車検証の「裏側」がスゴかった! リコール情報、整備履歴…アプリで一元管理! 7割が電子化に期待の現実

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2023年1月に開始された電子車検証は、車両情報の一元化と利便性向上を実現し、業界全体の効率化を加速させる可能性を秘めている。約7割の利用者が電子化のメリットを実感する中、ICタグの空き領域を活用した新たなビジネスモデルの創出に期待が高まっている。

サービスが使えそうな理由

車検証閲覧アプリの画面(画像:国土交通省、Google Play)
車検証閲覧アプリの画面(画像:国土交通省、Google Play)

 ICタグに記録された車検証の情報を読み取るには、専用アプリのインストールが必要となる。Windows PCやNFC対応のスマートフォンにアプリをインストールし、セキュリティコードを入力後、ICタグを読み取ることで車検証の情報を確認できるようになる。アプリでは、

・車検証データの出力
・リコール情報の表示
・車検証有効期間のプッシュ通知

なども受け取ることができる。同様に、空き領域に書き込まれた情報も端末で簡単に閲覧可能となる。

 要するに、車両に関するさまざまな情報を記録しておけば、それらを簡単に閲覧できるようになるということだ。国土交通省が利活用アイデアを募集した結果、車両情報82件、点検整備情報72件、保険情報42件など、合計374件のアイデアが集まった。車両のモデルやグレード、取扱説明書、車台番号の打刻位置などを格納すれば、2次流通市場での確認業務が簡素化される。

 例えば、自動車の整備記録や消耗品の交換記録を格納しておけば、整備工場やカー用品店とユーザーが車両整備に関する情報を共有できる。点検・交換時期をお知らせしたり、ニーズに適した商品を通知したりするなど、利用範囲は広い。また、ユーザーが変わっても過去の整備履歴を参照でき、中古車の適切な査定にも活用できる。

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