EVは長寿命だった! 平均「18.4年」でガソリン車並みの耐久性、英国の最新研究で明らかに
EVは、もはや未来の選択肢ではない。英国の最新研究によれば、EVの平均寿命は18.4年、ガソリン車と同等であり、走行距離も最大20万kmに達する可能性が示された。バッテリーの寿命や信頼性の向上により、EVは経済的に見ても環境的に見ても持続可能な選択肢となりつつある。
普及加速のカギとなる耐久性

今回の調査結果は、BEVの寿命や環境負荷に関する重要な示唆を与えるものだ。研究チームは、BEVが従来の自動車に代わる実用的かつ持続可能な選択肢であり、ネットゼロカーボン社会の実現に向けた重要なステップになると指摘している。
BEVの生産時に排出される二酸化炭素は確かに多いが、長寿命化によってその排出量を短期間で相殺できる。結果として、EVの普及は長期的に見ても環境負荷を抑える持続可能な選択肢となる。今後、EVが
・耐久性
・事故率の低さ
でも優位に立つようになれば、普及のスピードは予想を超えて加速する可能性がある。
EVの耐久性はすでにガソリン車と同等に達しており、将来的にはむしろEVのほうが頑丈な車体になる可能性も見えてきた。ただし、EVのなかで最も高価かつ重要な消耗品であるバッテリーは、時間の経過や使用によって容量や効率が低下していくという課題は依然として残る。