さらば駐車券! ナンバープレート管理の「コインパーキング」が注目されるワケ! AI導入精度99%も、その課題とは?
駐車場システムの進化が止まらない。“囲いのない”コインパーキングが導入され、利便性と安全性が向上する一方、設置コストも最大約100万円削減可能に。ナンバープレート認識やAI活用が主流となる中、地域全体での情報共有や料金体系の一律化など、さらなる改善が求められている。
管理業務の効率化

このシステムには管理者にとっても多くのメリットがある。
まず注目すべきは、設置コストの低さだ。TBSの「がっちりマンデー!!」(2020年9月1日放送)によると、従来のゲート機は入り口と出口を1セットで設置するのに約600万円、ロック板は1台あたり約30万円のコストがかかるという。現在ではさらに価格が上昇している可能性もあるが、カメラを用いたシステムなら設置費用を含めても、従来型より約100万円のコスト削減が見込めるケースがある。
さらに、駐車券の発行が不要になることで、関連するコストや、紛失時の問い合わせ対応が不要になるのも大きな利点だ。ロック板に起因する車両の故障などのクレーム対応も減少し、管理業務の負担軽減につながる。
また、スペース効率の向上も見逃せない。ゲート機が不要になることで、限られた敷地を最大限に活用でき、駐車台数を増やすことが可能だ。
さらに、応用面での利便性も高い。たとえば、大型車と普通車の駐車料金を区別したり、立体駐車場ではフロアごとに料金を設定して自動で徴収するなど、柔軟な料金運用が簡単に実現できる。こうした機能は、多様な運営ニーズに対応するうえで大きな魅力となる。