駐車場の「斜め駐車」がとっても危険な理由 リスクを減らすための具体的対策とは

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駐車が苦手な人は多く、特にバック駐車が難しいと感じる人は全体の61.4%にものぼる。斜めに駐車すると「ドアパンチ」や接触事故のリスクが高くなるため、対策としてはパーキングアシスト機能を使ったり、後輪を意識して練習するのが効果的だ。まっすぐ駐車するコツを身につければ、駐車の苦手意識を克服できる可能性が高い。

苦手な人が多いバック駐車

駐車場に並ぶ自動車(画像:写真AC)
駐車場に並ぶ自動車(画像:写真AC)

 車を運転する際、「駐車」が苦手だと感じている人は多いだろう。ウェブクルーが2023年8月に行った「車の運転」に関する調査では、車の運転に自信がない人が苦手な運転操作として「バック駐車」を挙げている。

 これは、縦列駐車に次ぐ2位で、61.4%の人が苦手意識を持っている。また、運転に自信がある人でも28.7%がバック駐車を苦手と回答していた。

 街中の駐車スペースに普通に駐車しているドライバーのなかには、駐車が苦手な人が一定数いるようだ。そう考えると、斜めに駐車されている車を時々見かけるのも不思議ではない。駐車枠に収まっていれば、「駐車が苦手なんだな」と優しく見守ってあげたいところだが、そうはいかない。

 なぜなら、駐車場で斜めに駐車することは危険をともなうからだ。では、斜め駐車によってどのような危険が生じるのか、この記事で解説していく。

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