トレインワークの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない【リレー連載】偏愛の小部屋(14)

キーワード :
,
トレインワークは、科学的に集中力を高める要因が多数ある。座り心地のよいシート、限られた乗車時間、60~80デシベルの適度な騒音が相まって、最高のワークタイムを生み出す。

やばいポイント1「ふかふかのイス」

電車(画像:写真AC)
電車(画像:写真AC)

 ファストフード店のイスは、わざと硬めに作られているという話がある。座り心地がよすぎると、お客が長時間居座ってしまうからだ。店としては回転率を上げたいので、硬いイスにして長居を防いでいるらしい。

 では、電車のイスはどうだろうか。観光列車や新幹線はもちろん、通勤電車のシートでも、座り心地のよいクッション素材が使われていることが多いはずだ。

 実際に、シートにアンゴラヤギの毛を使ったり、体にフィットするウレタンを充填したり、数年ごとにシートを交換したりするなど、鉄道会社がイスにこだわっている例もある。

 電車の座り心地のよさが、自然と気持ちを落ち着かせ、作業がいつもより効率的に進む理由のひとつになっているのだろう。次に電車に乗るときは、その快適なイスが集中力を高める秘密に目を向けてみるのも面白いかもしれない。

全てのコメントを見る