毎年500か所が消滅! 全然止まらぬ「ガソリンスタンド」衰退の末路とは
全国のガソリンスタンド数は2023年度末に2万7414か所となり、20年間で4割以上減少している。低炭素社会や人手不足が背景にある。新たな連携として、コンビニやコインランドリーが加わり、地域活性化の可能性が広がることが期待される。
求められる経済効果の可視化

現代では多くの人が自動車を運転するため、ガソリンスタンドの“位置”が地域で重要視されている。
多くの人が車で訪れる特性を背景に、さまざまな連携事例が考えられる。消防法の緩和により、ガソリンスタンドと他業種の連携が進んでいるが、上記のようにパターン化してしまい、新しい連携事例は出てきていない。
消費者のニーズを踏まえ、ガソリンスタンドへ車で向かう際に何が同時に満たされるとうれしいかを考慮し、新たな連携事例の創出が求められる。
2020年度以降の規制緩和により、施設の併設による経済的効果が今後見えてくるだろう。また、セルフ給油所への移行による固定費の削減効果も出始めており、
「施設の併設が利益拡大につながる」
との見方は調査会社でも根強い。このことが、地域の自動車環境の維持と活性化を同時に実現できることを期待している。