大阪の秘境路線「南海汐見橋線」 過疎地ばりの乗降客数がなぜか増加! もしや将来ワンチャンあるのか
大阪市の真ん中を走りながら、過疎地のローカル線並みの乗降客しかいない南海電鉄の汐見橋線。廃止のうわさも絶えないが、乗降客はわずかずつ増加に転じている。
なにわ筋線ルートに選ばれず

それでも、南海電鉄が路線を維持した背景には、JR西日本と南海電鉄が乗り入れるなにわ筋線との接続計画があった。国土交通省の近畿地方交通審議会が2004(平成16)年に出した答申では、なにわ筋線について
「JR新大阪駅からJR難波駅と南海汐見橋駅を結ぶ」
としている。
これを見越し、南海電鉄は一時、汐見橋~木津川間を地下化する構想を検討した。しかし、なにわ筋線との接続は2017年、浪速区のミナミの繁華街に新設される南海新難波駅(仮称)を通るルートに決まる。南海電鉄は汐見橋線廃止を一貫して否定してきたが、鉄道ファンの間では
「これで廃止になるのでないか」
と不安視する声が上がった。