「人によって指示違いすぎ」 物流倉庫の“単発バイトあるある”がSNSで話題! 問題の本質はどこにあるのか

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X(旧ツイッター)に投稿された物流倉庫での職場体験談が話題になった。空いた時間に働けるスポットワーカーを仲介するサイトに登録した人が、日用品を扱う物流倉庫で働いたというものだ。

スポットワーカー教育の標準化

物流倉庫のイメージ(画像:写真AC)
物流倉庫のイメージ(画像:写真AC)

 異動や転勤がなく、同じ現場で長く勤務するベテランパート社員が作業の采配や新人に対する指導を任されることはよくある。それは決して悪いことではなく、むしろ現場全体のスキルアップを図れるメリットが大きい。彼らのモチベーション向上にもつながるだろう。

 しかし、

「個々人の考え方やスキルに依存しすぎる」

とさまざまな弊害が生じる。人によっていうことが違う、また、指導方法が下手だと教わる側は要領がつかめなかったり、教えられなかったことを勝手に判断したりするようになる。

 スポットワーカーが多く、人の入れ替わりが激しいところでは教育する側の指導の仕方や教える内容を標準化しておかなければならない。教えるべき事柄を抜け漏れなく、教わる側が理解しやすい説明の仕方などをマニュアルに明文化しておく。またやり方の基準を現場に図示するなど、誰でも理解できる環境にしておくことも重要である。

 その前提として、どのような作業手順や作業要領がよいのかを統一しておかなければならない。個々がそれぞれよかれと思っていることをコミュニケーションを通じて共有化し、話し合いで最適な方法を決めるようにすることが望ましい。

 業務改善のためのミーティングの場を持ったり、作業者からの提案を積極的に受け付けたりして、よりよい手順や要領を追求できるようにする。

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