おしゃれは足元から? 「ホイール選び」が愛車の印象を決定づける根本理由
クルマのホイールは、バンパーやエアロパーツのようにボディデザインを変えるカスタマイズではない。それなのに、なぜこれほどまでにイメージを左右するのか。
タイヤホイール市場

また、メーカーはホイールデザインが製品のイメージに与える影響も重視している。自社のクルマにマッチしたホイールを装着。クルマだけでなく、ホイールもデザインしている。企業によっては、異なるデザインのホイールを選ぶことができ、ひとつの車種にいくつものイメージを与えている。
例えばBMW「3シリーズ」では、19インチの大径ホイールでダイナミックな印象を、18インチでバランスの取れた落ち着いた印象を与えるなど、いくつかのホイールデザインをメーカー純正で用意している。
GfKジャパン(東京都中野区)が2018年8月に実施した「タイヤホイールの購買行動調査」によると、5年以内にタイヤホイールを購入したドライバーは35%だった。また、そのうちの20%のドライバーがホイール交換時にサイズを大きくしている。
ホイールが大きくなり、タイヤが薄くなると、クルマ全体のイメージに与える影響が大きくなる。また、夏タイヤ用ホイールの購入者は、冬タイヤ用ホイールの購入者よりもホイールデザインを重視する傾向にあることがわかった。
メーカーもユーザーも、ホイールがクルマ全体のイメージに大きな影響を与えることを理解し、ホイールの交換によって望ましいイメージを作り出そうとしているのである。