あおり運転の元凶? 運転すると人格が豹変する「ドレス効果」をご存じか

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「ドレス効果」とは、服装が人に与える心理的影響のことだ。そんな言葉が、意外なキーワードと組み合わされて使われている。それは「あおり運転」である。両者にはどのような関係があるのだろうか。

大型車とあおり運転

あおり運転する悪質ドライバー(画像:写真AC)
あおり運転する悪質ドライバー(画像:写真AC)

 一見、あおり運転とドレス効果には何の関係もないように思える。しかし

「ハンドルを握ると人格が変わる」

という言葉がある。普段はおとなしいのに、運転すると人が変わったようにスピーディーで攻撃的になる、という表現である。これは自動車によるドレス効果の一例である。

 この効果は大型SUVや大型ミニバンで顕著に表れる。つまり、

「車体の大きな」

SUVや大型ミニバンに乗ることで、自分もクルマと同じように「大きい」「強い」と錯覚してしまう。ひいては、小型車に乗っている人よりも自分の方が大きい、あるいは強いと感じる。そして、ちょっとした他人の行動にいら立つと、ドレス効果で得た「自分の方が強いという認識」が、あおり運転につながることもある。

 普段はそのような行動をとらない人であっても、ドレス効果によって得られる「誤った自己認識」のために、自分の感情のままに行動することをちゅうちょしてしまうかもしれない。

 もちろん、もともと攻撃的な人もいる。しかし、道を歩いていて、ゆっくり歩きすぎて文句をいわれることはほとんどない。それに比べて、運転中にあおり運転に遭遇する確率ははるかに高いだろう。

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