海の上なのに「国道」があるってホント? そもそもクルマが通れないのに、なぜ国道なのか

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国道は国が費用を負担して管理するものだが、「これが国道なのか」と思うような場所も全国各地に存在する。

全国のさまざまな謎国道

龍飛岬の「階段国道」(画像:写真AC)
龍飛岬の「階段国道」(画像:写真AC)

 道路法第2条では、国道はトンネル、橋、渡船施設、道路用エレベーターなど道路と一体となったものであってもよいと説明されているが、海上の国道以外にもクルマが通れない国道は存在する。

 例えば、青森県弘前市と津軽半島最北端の外ヶ浜町を結ぶ国道339号は、一部に階段がある「階段国道」である。362段の階段があり、この区間は日本で唯一の歩行者専用歩道のある国道である。

 ほかにも「点線国道」と呼ばれる国道がある。これは国土地理院の地形図上で、国道が幅1.5m未満の道路と重なる部分の点線を指す。このような道路は全国にいくつかあるが、長野県上田市と静岡県浜松市を結ぶ国道152号には、長野県の青崩峠と地蔵峠の県境にそのような区間がある。

 さらに、アーケード街を含む国道である「アーケード国道」もある。このような国道は日本にふたつあり、そのうちのひとつである国道324号線は、長崎県の商店街である浜町アーケードを通過している。このアーケードは、終日歩行者専用道路のため、クルマと原付が通行できるのは午前5時から10時までの1日5時間だけという珍しい国道だ。

 日本には海上国道以外にも、クルマが通れないのに国道と名付けられている場所がいくつかある。普段何気なく利用している国道だが、思いがけないところに存在しているのかもしれない。

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