飛行機の「ペット同伴」 SNSでの“絶対NG論”は意外と正しいのかもしれない

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羽田空港C滑走路で海上保安庁の航空機とJALの旅客機が衝突した。この事故で貨物室に預けていた乗客のペット2匹が死亡し、SNS上では「ペット同伴」の議論が白熱した。

「ペット同伴」サービスの安全性問題

飛行機(画像:写真AC)
飛行機(画像:写真AC)

 1月2日、羽田空港C滑走路で海上保安庁の航空機と日本航空(JAL)の旅客機が衝突した。この事故で貨物室に預けていた乗客のペット2匹が死亡し、SNS上では「ペット同伴」の議論が白熱した。

 ペット産業の発展にともない、日本でもペット同伴サービスが拡大している。しかし、旅客機におけるニーズは高いのだろうか。今一度、検証してみたい。

 くしくも羽田空港での事故直後の1月15日、スターフライヤーがペット同伴サービスを全路線に拡大したことが注目を集めた。最近、各方面でペット同伴サービスが脚光を浴びている背景には、市場の拡大がある。

 犬猫を中心としたペット愛好家は増加傾向にある。猫の飼育頭数は2013年の約840万9000頭から2023年には906万9000頭に増加する一方、犬の飼育頭数は817万4000頭から684万4000頭に減少している。一方、コロナ禍以降、新規購入者が増加しており、犬・猫の新規飼育者数・世帯数は2019年以前よりも増加している。

 経済産業省によると、各家庭におけるペットへの支出は近年増加傾向にあったが、2020年以降顕著に増加している。経済産業省は、この支出の増加について、テレワークによる在宅時間の増加でペットとの接触が増えたことに加え、コロナ禍の癒やしを求めて新たにペットを飼う人が増えたためと分析している。

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