ドイツの世界的レンタカー会社が「テスラ排除」に舵を切ったワケ 相次ぐ値下げが招いた当然の帰結か

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12月上旬、ドイツのレンタカー事業者シックストが、ラインナップからテスラを排除する方向にあると報道された。いったいなぜか。

テスラから離れるレンタカー事業者

モデルY(画像:テスラ)
モデルY(画像:テスラ)

 12月上旬、ドイツのレンタカー事業者シックストが、ラインナップからテスラを排除する方向にあると報道された。シックストは、現時点においてテスラのモデル3、モデルYを中心に約3000台を用意しているが、今後は段階的に減らしていく。

 ちなみにシックストは、1912年にドイツのミュンヘンで産声を上げた、

「世界的に最も歴史のあるレンタカー事業者」

だ。今では世界120か国に約3600の支店を構えてグローバルに事業を展開している。もちろん日本でも、北海道から沖縄まで支店がある。

 また、シックスト以外にも、米国のハーツレンタカーも段階的に廃止するとの報道があり、レンタカー事業者のテスラ離れは、ますます広がるのではないかと見られている。

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