「空のWi-Fi戦争」勃発 利権を巡り、米競合2社の“仁義なき戦い”激化 いったいなぜ?
今、米国で同業の競合2社が壮大な“ケンカ”を繰り広げている。ともに米国に本社をおくスマートスカイインターネットワークス、ゴーゴービジネスアビエーションだ。両社ともに同じ分野でサービスを提供している。
「空のインターネット」の現状

気付くと、飛行機内でインターネットの利用は、ほとんど当たり前のようになりつつある。
世界の大手航空会社では、多くの場合有料ではあるが、機内インターネットサービスがかなり普及しているし、富裕層が所有する自家用ジェット機などでは、インターネットWi-Fiはまるでカーナビやドライブレコーダーのように当たり前の装備になりつつある。
日本の航空会社でも、JALとANAで機内でのWi-Fi利用が可能だ。いずれも国内線は無料、国際線でもビジネスクラスでは無料となっているらしい。
考えればわかる話だが、別にJALやANAが、独自にWi-Fi接続のシステムを開発したわけではない。スマートスカイやゴーゴーのような専門の企業が開発し提供するシステムを契約利用しているのだ。
実際、JALはゴーゴーのサービスを利用している。ANAはというと、日本の企業であるジェイサットモバイルコミュニケーションズとオンエアが提供するサービスを利用している。
それぞれ企業が独自の技術を用いたり、専門の技術開発企業とパートナー契約を結んだりして、航空機に提供するインターネットサービスを創り上げ、それを航空会社などが購入しているというわけだ。